この記事の目次Search Consoleでわかることを区切る1.期間と対象ページを固定する2.クエリごとに差を確認する3.判断メモに交絡要因を残すAIへの依頼と検算完了条件と次の手順

Search Consoleでわかることを区切る

Google検索のAI機能のデータはSearch ConsoleのWeb検索の全体集計に含まれます。この手順ではAIOだけを切り出したクリック数やCTRを取得しません。検索全体の変化と、別途実施したAIO観測を並べて、次に調べる仮説を作ります。

必要なものは対象プロパティの閲覧権限、同じ質問群の観測記録、施策変更日です。実アカウントの操作を再現確認した記事ではなく、公式画面説明に基づく操作ガイドです。画面の項目名が異なる場合は公式ヘルプと確認し、同じフィルターを設定できなければ比較を保留します。

1.期間と対象ページを固定する

  1. Search Consoleで対象サイトのプロパティを選び、「検索パフォーマンス」または「検索結果」を開きます。
  2. 検索タイプを「ウェブ」に合わせます。利用できる下位区分がある場合、その選択も記録します。
  3. 日付フィルターから比較を選びます。架空例では連続する28日同士にして曜日構成を合わせます。最新の未確定期間を避け、開始日・終了日を保存します。
  4. ページのフィルターを追加し、分析対象URLを完全一致で指定します。どのURLで集計されているか不明なら、先にページ一覧から該当行を選びます。
  5. 国とデバイスも同じ条件にします。フィルターを設定した状態をメモまたは画像で残します。

2.クエリごとに差を確認する

クリック数、表示回数、CTR、平均掲載順位を有効にし、クエリの表を見ます。特定の質問に絞るときはクエリの完全一致フィルターを加えます。「エクスポート」からCSVなどを保存し、元のファイルと加工用ファイルを分けます。

表にないクエリを0表示とみなしません。匿名化や表示範囲などによって、グラフ合計と表の合計が一致しない場合があります。出力上の0が、画面上では欠測記号だった場合もあるため、差の大きい行は元画面へ戻ります。

架空の1クエリ・1ページ 前28日 後28日
クリック 50 40
表示回数 1,000 1,000
CTR 5% 4%
平均掲載順位 4.0 4.2
別途観測したAIO表示 2/4回 4/4回

CTR差は−1ポイント、クリックの変化率は−20%です。4回の観測は全検索を代表する標本とは限りません。「AIOが原因で20%減った」とは結論づけず、検索結果の構成、競合、タイトル変更、需要などを追加確認します。

3.判断メモに交絡要因を残す

対象URLの改稿・移転、インデックス状態、広告や検索結果の表示要素、ブランド需要、季節要因を点検します。平均順位が近くても、クエリ構成が変わればCTRは動きます。ページ全体を比較した後、固定クエリ群に絞って同じ傾向か確かめます。

Search ConsoleのクリックとGA4のセッションは定義・収集方法が違うので、一致を完了条件にしません。訪問後の成果はGA4の計測設計で別に評価します。

AIへの依頼と検算

目的:Search Consoleの前後差を整理し、追加調査を決める。
入力:匿名化CSV、プロパティ範囲、期間、検索タイプ、国、端末、ページ、クエリ条件、変更履歴。
AIO観測は別表であり、Search ConsoleのクリックをAIO単独とみなさない。
出力:同条件の前後値、差、率の分母、欠測、原因候補と確認先。
CTRはクリック合計÷表示回数合計。行のCTRを単純平均しない。
分母0は算出不可。前後差だけで施策効果や因果関係を断定しない。

人が元CSVの行数と対象フィルターを照合し、50÷1,000、40÷1,000を再計算します。AIが観測表の4回をSearch Consoleの1,000表示の内訳として扱っていたら、その回答は採用しません。

完了条件と次の手順

分析記録テンプレートに比較条件・元ファイル・差・未確認・次の調査を残せば完了です。データが少ない場合は期間を伸ばす提案を記録し、架空の数値で穴を埋めません。月次レポートでは検索と引用を別枠で報告します。

公式資料:AI機能と計測、検索パフォーマンスの基本設定。

AI支援で制作。資料確認日:2026年10月5日。次回確認予定:2027年1月5日。実サイトの検索順位・引用状況の測定、Search Consoleの実アカウント操作、実務者監修、第三者再現は未実施です。記入例・数値例は架空の教材です。掲載・順位・効果を保証するものではありません。