この記事の目次GA4で確認できるAI流入の範囲1.実データの参照元を確認する2.探索で入口とセッションを並べる3.成果の定義をそろえるAIに渡す前提と照合0件だったときと完了条件

GA4で確認できるAI流入の範囲

ここで測るのは、GA4に残った参照元などからAIサービス経由と分類できるセッションです。参照元が欠けた訪問、別端末での訪問、計測されなかった訪問を含む「AI経由の全量」ではありません。GoogleのAIO単独の流入を、google / organicから分離する手順でもありません。

対象プロパティの閲覧権限と、探索を作成できる権限、対象期間のデータ、計測設計を用意します。成果に使うイベントは事前に定義・確認してください。本記事の画面操作は公式資料に基づき、実アカウントでの再現・受信確認は未実施です。

1.実データの参照元を確認する

  1. GA4の対象プロパティで「レポート」を開き、「トラフィック獲得」を選びます。ナビゲーションはレポートコレクションで異なるため、見つからなければレポート検索や管理担当に確認します。
  2. 期間を固定します。例は月初から月末までの完了した1か月です。プロパティのタイムゾーンも記録します。
  3. 表の主ディメンションを「セッションの参照元 / メディア」に切り替えます。「ユーザーの最初の参照元」と混ぜないようにします。
  4. AIサービスの候補を検索して実際の値を確認します。候補名は固定の完全リストではありません。例えばchatgpt.comが存在しても、実際のメディア値を確認して記録します。
  5. 参照元候補、採用・保留、分類根拠、確認日を台帳に残します。未知の文字列を名前だけで自動採用しません。

2.探索で入口とセッションを並べる

「探索」から空白または「自由形式」を開き、以下を設定します。項目が選べない場合は権限・保持期間・ディメンションと指標の互換性を確認します。

場所 設定する内容
変数:期間 レポートと同じ開始日・終了日
ディメンションの+ セッションの参照元 / メディア、ランディングページ+クエリ文字列
指標の+ セッション、エンゲージのあったセッション、キーイベント
タブの設定:行 参照元 / メディア、ランディングページ+クエリ文字列
値 取り込んだ指標
フィルタ 確認済みの参照元 / メディアと完全一致

最初は候補一つで抽出して元レポートと照合します。複数候補へ広げる場合は、条件を正規表現などで明示し、意図しないドメインが含まれないか確認してください。URLに個人情報が入っていれば、エクスポート前後の取り扱いを管理担当と確認し、AIには渡しません。

3.成果の定義をそろえる

「キーイベント」は回数です。全キーイベントの列には複数の成果が混ざるため、それをそのまま問い合わせ件数と呼びません。特定の受付成功イベントを評価する場合は別タブでイベント名を確認し、対象イベントの回数として報告します。イベント名で絞った表のセッションを、全流入の分母に使わないでください。

架空例 値 読み方
分類できたセッション 120 参照元を確認できた範囲
対象受付成功イベントの発生回数 8 同一セッションで複数回起きる可能性あり
対象イベントが1回以上起きたセッション 6 別途同条件で集計・確認した値
対象イベントのセッション率 6÷120=5% 8÷120をこの率と呼ばない

セッション率を使う場合は、対象キーイベントを選択できるレポート・指標で定義を確認するか、BigQuery等で集計条件を検証します。確認できなければ回数とセッション数を別々に掲載し、率を推測しません。

AIに渡す前提と照合

目的:GA4に記録されたAIサービス候補の流入と成果を整理する。
入力:匿名化集計、期間・タイムゾーン、採用した参照元条件、対象イベント定義。
セッションの参照元を使う。初回ユーザー参照元と混ぜない。
キーイベント回数、対象イベント回数、発生セッション数は別指標。
出力:入口別の件数、比較条件、欠測・未分類、次の調査。
directをAI経由へ再配分しない。AIO単独流入や総AI流入と呼ばない。

元画面とCSVの期間、フィルター、合計を照合します。AIへ渡した分類台帳と出力された参照元が一致するか確認してください。

0件だったときと完了条件

候補が0件なら、期間、計測稼働、参照元表記、フィルター、保持期間、データ品質の表示を順に確認します。流入がないのか取得できないのかを分けます。探索とレポートの差は保持・しきい値・集計条件等を調べ、数値を合わせるために削除しません。

分類根拠、入口、成果定義、元データとの照合、限界を保存すれば完了です。月次レポートでは観測した引用率とは別枠で扱います。分析記録テンプレートを保存。

公式資料:トラフィック獲得レポート、自由形式のデータ探索、キーイベント。

AI支援で制作。資料確認日:2026年10月5日。次回確認予定:2027年1月5日。実サイトの検索順位・引用状況の測定、Search Consoleの実アカウント操作、実務者監修、第三者再現は未実施です。記入例・数値例は架空の教材です。掲載・順位・効果を保証するものではありません。